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Days of GUNNER

   

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GUNNER QUEENのこと(その3)


某ショップ様で配布したメッセージカード。

 気がつけば6月ももう終盤です。どういうことなの…

 夏コミはサークルAXZ様よりハルヒ本とバーディー本が出ます。まだ描いてる途中ですが。

 それはそうとして、GQのお話です。

 前回までの流れで、GQのプロット(特にキャラクター設定)は編集サイドで大体の形が出来上がっていたことはお話しました。こちらの作業としてはそれを絵にするということです。たしかゴスロリで服の裏地とかスカートの中に凶器が一杯隠されてて…とか、そういう希望を聞いたような気がします。ゴスロリの格好でアクションすると考えただけで当時は頭の中に不可能フラグが立ちまくりました。今ではどうでしょう、できるかなぁ…どうだろうなぁ……

 最初期のラフ

 当初、ミスエの登場は編集サイドとしては想定外だったようで、こちらから「姫様一人で旅をさせるのは可哀想ですよね」と話を振って、登場させることになりました。ミスエは当初からリュシィの相棒と言うこともあって、最終回でも仲間内で唯一人リュシィと行動を共にし、そして生還しています。

 最初のラフにはミスエは「居合使い」とありますね。恐らく「新撰組血風録」の長坂小十郎のお話が頭にあって、そういう設定を考えていたのだと思います。へっついの番人ですね>長坂小十郎 司馬遼太郎「新撰組血風録」は面白いのでお薦めです。


 当初から気をつけていたのは「サムライ」と言う言葉を使うことを意識的に避けていました(作品中では「刀使い」「兵法者」等と言われています)。リュシィ達の世界には、サムライに似たなりの人々は存在しますが、武家集団としての「侍」は存在しません。それを知るのは「私たちの世界」から召喚された人々のみであって、それを印象付けたいために、17話でパリスに使ってもらいました。


とりとめもなくラフをいくつか

 当初はまだ使用する銃も決まらず、オリジナルのリボルバーを持たせるか、S&WスコーフィールドかコルトSAAのような銃を持たせたりしてます。

 さて、リュシィはもとより、ミスエにもそれなりに重い過去を背負ってもらおうと思っていたので(何しろ生まれついての人斬りですので)、新しく善悪に染まっていない、まっさらなキャラ(≒アホの子)を登場させようと思いました。これがミルフィであり、後半でちょこっと顔を出していたハルカというわけです。

今回のおまけページの拡大です。どこで使うかは内緒

 端的に言うならばGQの良心、リュシィ達と違ってよく笑いよく泣くキャラです。ヒロインのピンチ(18禁ギリギリ)はリュシィとミスエが担当しますが、ミルフィのエロピンチを描くつもりはありませんでした。そういう立ち位置のキャラだったということです。

 キリがいいのでこの辺で次回へ続きます。キャラの話はまたネタが纏まったらすると思います。次回はとりあえずエロピンチとかエロシーンとかその辺の話をしてみようかと思います。
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コンシューマゲーム開発からイラスト・3D・アーケードゲーム開発を経て現在イラスト・マンガ中心でお仕事を頂いています。個人名を出せるお仕事は一迅社「萌える戦艦」イラスト、KTC「コミックヴァルキリー」連載『GUNNER QUEEN』等。

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